定期的にチェックしている市村よしなりさんのYouTubeチャンネル
「StarSeed channel」で、対談ゲストの土御門兼嗣(つちみかどかねつぐ)さんが
「占」という言葉の由来について興味深い話をしていた。
土御門さんを知ったのは、天日矛(あめのひほこ)さんの YouTube対談 が
きっかけだった。ちょうどこの頃、NAOKIMANとかいろんなYouTube番組に
出演していたので「知ってる」って人も多いんじゃないかな。
土御門さんは秦氏(はたし)宗家の出身で、日本古来の叡智―古神道、陰陽道、武術―を
未来へ伝える活動をしている。また「御門風流(土御門乾越)」として
全国で体術教室も開催しているそうだ。
狐の面をつけ「天皇家として行ってきた仕事」や「古来の日本人の在り方」について、
「呪術廻戦の呪術は本当にある」といった雑談を交えながら淡々と語る姿が
印象的だった。
「2600年封印された宇宙史と日本人の叡智を秦氏TOPがついに解放!【Guest: 土御門兼嗣さん】」
という動画の中で、彼は占いの語源についても触れていた。
曰く、「店」という字は「屋根の下で占いをする人がいる様子」を表しているという。
そう聞いて、以前読んだ「市場の成り立ち」に関するコラムを思い出した。
そこにも「人々が占いをする屋根付きの場所を『店』と呼んでいた」と書かれていた。
占い=「うらない」という言葉は、「うら」と「ない」に分けられる。
「うら」は「心(うら)」を意味し、「ない」は“無い”ではなく、
「心合い(うらあい)」から来ているという。
つまり、占いとは、占う人と占われる人の“心が合う”ことで答えのヒントを導く行為だった
のだと理解し、深く腑に落ちた。
「占」という漢字は、もともと「卜(ぼく)」と書いた。
古代では鹿の骨や亀の甲を焼き、その裂け目や模様で吉凶を占う「太占(ふとまに)」
「亀卜(かめうら、きぼく)」と呼ばれる方法があった。
卜部(うらべ)という姓の人々は、この卜占の術をもって神事に奉仕していた
古代氏族に由来するという。
私はお店を営みながら、占星術の活動も行っている。
自分のホロスコープには、4ハウスに太陽と水星が並んでいる。
4ハウスは「ホーム」や「心の拠り所」、家庭的で安心できる空間を意味する。
好きなものに囲まれた空間でリラックスしながら相談者の星を読み(占いをする)、
お茶を飲んで一息つく。
そんな光景がホロスコープにそのまま現れているようで興味深いなと思う。
最近はそんなに見かけなくなったけれど、
屋根のない路上で小さな机に占い道具を並べる「手相見」スタイルもある。
屋根がなくても占い師がいるだけでそこは「店」のようになる。
そんな情景を思い浮かべながら、語源の話に改めて納得した。
古代では、託宣を行うのは巫女や霊的感受性をもつ人の役割だった。
そして星読みのように占術を通じて物事を読み解く役割も、
すでに存在していたのだと思う。そう考えると、自分もまた連綿と続く
叡智の流れの中にいて、古代からの智慧を今に紡いでいるような、
不思議な海王星的イマジネーションに包まれるのだった。
text; OMOMUKI magazine/ CIMACUMA SAORI




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