既存社会のピラミッド構造が崩壊したら、スポーツはどう変わるのだろう

CULTURE

中2の娘がバスケのクラブチームに入っている。

娘の日常は学校とバスケの練習で過ぎて行き、親は食事の支度と送迎とで慌ただしい日々を送っている。

娘の関わるバスケからスポーツを眺めると、なんてわかりやすく厳しい世界なんだろうと思う。

生まれもった身体能力、その競技に対する才能、日々向上を目指す技の鍛錬、複雑化するチーム戦術を理解する知性、すべてを包括して前進する精神力。

これらを総合した競技者の実力で位置づけられるピラミッド構造は、競争社会の原理原則に則っている。

さて、時代の流れが大きく変化している昨今、とくに2025年は大変革期の真っただ中にある。

宗教団体や芸能界などなど、既存社会のピラミッド構造が崩壊している流れのなかで、スポーツ界のピラミッドも余儀なく変化するタイミングが近い将来必ず訪れるのだ。

それはスポーツ業界の利権の絡む体制的な闇でもあるだろうし、勝敗を競うスポーツの根源的な仕組みでもあるだろう。

これまでの世界のあり方は、スピリチュアル界隈では二元性の「分離」の時代と呼ばれている。

そしてこれからの未来は統合や非二元性(ノンデュアリティ)、ユニティといった「調和」の時代へ向かっていると。

「勝ち負け」という二元性で競うスポーツは、将来的に勝ちも負けもどちらも楽しむ娯楽の要素が強まる可能性がある。

また「勝ち負け」という二元性の分離意識が統合した調和意識へ変容すると、勝ち負けの概念そのものが変わる可能性もある。

まずは背景となる時代の変化をまとめた上で、いまの時点でのスポーツへの考察を記事にしてみたいと思う。

宇宙サイクルが示す、「分離」から「調和」へ

西洋占星術:2000年周期と200年周期

2000年周期(文明意識の変化)
魚座の時代:(0~2000年):一神教の普及、階層型社会の形成、二元論的価値観の強調
水瓶座の時代(2001年~):知性、普遍的真実、分離から統合

200年周期(社会価値の変化)
土の時代(1821~2020):物質的発展、階層的社会構造、安定志向
風の時代(2020~):非物質的価値の重視、柔軟な構造、革新と自由

西洋占星術では、地球の春分点の位置変化により、約2000年ごとに文明意識が大きくシフトするとされている。

0~2000年の「魚座の時代」は一神教的宗教やピラミッド型社会が中心にあったが、2001年からはじまった「水瓶座の時代」は個人の自由や平等、分離から統合がテーマだ

さらに、約200~240年ごとに木星と土星が重なり(グレートコンジャンクション)、社会の価値観や構造が微調整される。

1821年~2020年は「土の時代」と呼ばれ、物質や経済が重視されていたが、2020年以降の「風の時代」は、情報やネットワーク、知識が重要視され、自由で軽やかなつながりを重んじる社会へ移行している。

この流れは分離の時代から調和の時代への意識変化と重なり、人々の暮らしや文化など、さまざまな営みに影響を与えている。

ガイアの法則:1611年周期で文明が循環

西洋中心   → 東洋中心
物質的な繁栄 → 精神的な発展

千賀一生氏の『ガイアの法則』によると、文明の発展は1611年ごとに起こり、発展する場所にも法則性があるという。

文明の中心点は経度22.5°ずつ移動し、西回りに向かうスピンと東回りに向かうスピンの2つあり、東廻りは物質面の発展、そして西廻りは精神面の発展であると。

わかりやすくまとめているサイトがあるので、詳細はリンク先へ。

20世紀までのロンドンを中心点とするアングロサクソン文明では、個人の競争や分析力が重視されてきた。

しかし21世紀以降 文明の中心点は日本の淡路島に移動し、自然や社会との調和、共同体の価値観が重視される方向に変わって行く。

文明周期の変化は、私たちの意識や社会構造に直接影響を与えるのだ。

アトランティスの叡智:13,000年周期の統合

アカシックレコードの第一人者ゲリー・ボーネル氏の『アトランティスの叡智』では、さらに長期の視点で人類意識を捉える。

地球の歳差運動の周期は約26,000年、その半分の約13,000年ごとに創造の中心から1000年の幅を持った波がやってくるという。

その波が来るたびに人類の意識は分離からユニティへ、ユニティから分離へと2つの間を行ったり来たりする。

かつての超古代文明レムリアもアトランティスも、変革期における意識の進化に人類が到達できず崩壊したとアカシックに記録されているそうだ。

私たちは13,000年前から現在まで分離と二元性のサイクルのなかにいたが、再び霊性が高まるユニティの時代へと移行している。

分離の時代のスポーツ:男性性的なピラミッド構造

近代スポーツは、勝敗と記録、権威を頂点とする男性性的なピラミッド構造だ。

オリンピックは国家間の競争の舞台となり、プロスポーツは資本主義に基づき選手を酷使して成果を追求する。

勝者と敗者が明確に分かれ、観る側も「勝者」を応援することに価値を見出す構造である。

ここではスポーツはもはや遊びではなく、分離の社会構造を象徴する装置となっている。

調和の時代の兆し:スポーツの変化

しかし、未来は変化の途上にある。

人類意識の調和へのシフトは、スポーツの構造そのものに影響を与えることになるだろう。

AIの台頭と余暇の拡大

AIの普及と自動化によって将来的にベーシックインカムが導入される可能性がある、という前提で考えてみる。

食べるために働かなくても最低限の生活が保障されるようになると、必然的に余暇が増える。

すると多くの人は娯楽を求めてスポーツに取り組んだり、観戦する機会が増えるだろう。

VRやAR、AIコーチの活用で誰もが自分のペースでさまざまなスポーツに挑戦し、リアルでもバーチャルでも個人でもチームでもゲームをすることが可能になる。

勝敗や資本に縛られない、生活文化としてのスポーツの可能性が広がるのだ。

プロスポーツの変化

ベーシックインカムの普及で生活の保障があったとしても、その競技が大好きな人はプロを目指すのではないだろうか。

しかし従来の過酷な強化練習や記録至上主義は消滅し、競技を楽しむプロ、趣味が高じたライトなプロが増えると予想する。

昭和のド根性スタイルや人生を賭けてスポーツに取り組む人はいなくなり、趣味の延長線上としてのプロ選手が活躍する時代が到来するだろう。

また余暇の拡大とともにスポーツ観戦も根強い人気で支えられるが、観客は勝ち負けへの執着が薄れ、楽しみ方が多岐に渡って行く。

結果よりも選手のファインプレーをよろこんだり、緻密な戦術に知的好奇心がくすぐられたり、推し選手の成長を見守ったり、観客同士の交流が深まったり、共感や体験を楽しむ視点に変わるのではないだろうか。

アート的な要素を含むスポーツの誕生

従来の勝敗重視のスポーツは、分離の時代のピラミッド構造そのものである。

未来は、勝ち負けを超え、みんなで何かを創り上げるアート的なスポーツが誕生するかもしれない。

点数や順位ではなく、共感やよろこびの共有が評価の基準となり、観客も選手も一体となる参加型スポーツが確立されて行くのではと。

これはまさに、分離の時代の三角のつながりから調和の時代の丸いつながりへと象徴するようなスポーツになるだろう。

原点回帰:スポーツの本質は遊びである

未来のスポーツは単なる競争ではなく、共に創る文化、共によろこぶ体験として再定義されると予測する。

プロも一般参加者も楽しむことを中心に、勝敗に縛られず自分らしい関わり方を選べる時代。

それは、宇宙のリズムと人類意識の進化がもたらす、調和のスポーツ文化の幕開けとなるのではないだろうか。

text: OMOMUKI magazine / CHAKA MAYO

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