「食養生」後に役立った栄養バランスについて

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食養生シリーズの第四回目は、栄養バランスについて紹介しよう。

なぜ私たち家族が「いれいはりきゅう院式食養生」に取り組んだかというと、娘が腸閉塞で緊急入院してしまい、その後も腹痛を繰り返したので根本改善しようと腹を決めたのがはじまりだ。

いまから3年前、診察終了間際の小児科で腹痛の娘を軽くしか診てもらえず、隣の薬局で薬を待っていたときに娘は動けなくなり、救急車で運ばれた。

隣の小児科の医師は閉院後ダッシュで帰宅したようで、救急車を呼ぶ前に薬剤師が電話してくれていたが「帰宅しました」との返答だった。

娘の腹痛に動揺していた私はその小児科の対応に唖然としたし、憤りが治まらなかった。

その小児科には二度と行っていない。余談だが(笑)。

無事 食養生期間を終えて、娘は腹痛を繰り返さなくなり、ついでにダンナも健康になって余分な脂肪も落ち、私の食に対する意識も大きくシフトアップした。

食養生以前もなるべく添加物や化学調味料の含まれていないものを選んだり、食に対して気を使っていたつもりだったが、娘の体質にはそれでも容量オーバーのようだった。

なぜならファストフードを食べたりと外食はあまり気を使っていなかったし、揚げ物のお惣菜を週一で購入したり、朝食は毎日パンだったり、献立も肉が中心だった。

食養生期間後は、食養生メニューを取り入れながらもどんな献立にしようか模索していたときに出会ったのが、㈳日本オーガニックレストラン協会(JORA)の講座「オプティカルクッキングアカデミー」だった。

献立を考えるときに栄養バランスについてあまり意識していなかったので、スポーツをしている成長期の子どもに必要な栄養素を学びたいと思ったのが理由のひとつ。

そして食養生に取り組んでいる最中は、料理の時間を確保するために仕事の時間をへらしたので、家庭料理のシステム化で料理を時短できるならベストだなと。

さらにJORAの代表理事でフードプロデューサーのKIYO(南 清貴)さんが来札した体験講座で、家庭料理から日本の未来を変えるという想いに共感したからでもある。

KIYOさんは『行ってはいけない外食』『安くて便利でおいしい食品の罠』など、食にまつわる著書が多数ある食のスペシャリストだ。

そこでもう少し食について学んでみたくなり、家庭料理システム化実践講座を受講してみることにした。

この講座の特筆すべき点は調理法だけを伝えるのではなく、日本の食のリアルな現状を知ることからはじまるのだ。

また体の仕組みや栄養学などの座学も充実していて、食を全体像から学べる内容になっている。

興味のある人は体験セミナーを受講してみてほしい。

とくにJORAで提唱しているオプティマルフードピラミッドは、献立を考えるときの指針となっている。

オプティマルフードピラミッドについての概要は、こちらのブログを読んでみてほしい。

究極のオーガニックレストランはあなたの家! 家庭料理システム化で健康と時短を両立

食養生後は、食養生とJORAの考え方のいいとこ取りをしつつオプティマルフードピラミッドの栄養バランスに基づいた食事をしているおかげで、娘の再発もなく、とくにダンナの健康診断の数値が毎年良くなっている。

体重はベストをキープし、それまでは毎年要精密検査だったコレステロール値と尿酸値も下がり続けている。

私の実体験としては、過敏性腸症候群の症状(お腹がくだる)が治まり、花粉症の症状が軽くなり、アレルギー性結膜炎も出なくなった。

お酒を飲むと翌日お腹の調子がイマイチだったりするが、それはわかってて飲んでいるのでヨシとしている。

我が家の基本的な食事内容はこんな感じだ。

朝食は三分づき米(豆&雑穀入り)、お味噌汁、焼き魚 or 卵料理、豆入りサラダ。

夕食は三分づき米(豆&雑穀入り)、お味噌汁、魚 or 肉料理、野菜料理、豆入り野菜料理。

お米は白米・三分づき米・玄米をローテーションにしつつ、発酵玄米にすることもある。

煮干しや鰹節で出汁を取ったお味噌汁の具材は、野菜を数種類だったり、豆腐やきのこ、海藻など。

毎日豆を食べるようになり、豆腐や納豆以外に茹でた豆をストックするようになった。

大豆、ひよこ豆、キドニービーンズ、レンズ豆、黒豆、花豆、トラ豆、などなど、豆料理のバリエーションが増えたし、豆の美味しさに目覚めた(娘には不評だが)。

野菜は葉菜・果菜と根菜をバランス良く使うようになった。

主食のお米と豆は無農薬を徹底するけど、野菜類は手に入る範囲にしている。

食としっかり向き合うようになってから、食料自給率のことなど日本の農業問題に関心を持つようになった。

また行き過ぎた資本主義経済の弊害による食品業界の闇など、日本だけではなく世界で起きている違和感にもより敏感になった。

日常を丁寧に生きるということは、当たり前にやっていたことひとつひとつの背景を知ることも含まれているんだなと。

小さな家族という単位だけど、そこから世界につながっている、ということをしみじみと体感した出来事だった。

そのことを小さな体を張って気づかせてくれた娘には、感謝しかない。

text: OMOMUKI magazine / CHAKA MAYO

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