uracima(しまくま堂の裏&占活ネーム☆)として星読みセッションしていると、
「私、満月生まれなんですよ!」
「星読みって、生まれた時の月の形を知るヤツですか?」
という会話になることがしばしばあります。
これ、月相(ルネーション)というものです。
月相(ルネーション)って何?
新月→上弦の月→満月→下弦の月 と、月は約1ヶ月(29.5日)かけて
満ち欠けするサイクルを繰り返しています。毎夜、形を変える月。
ホロスコープにある月+太陽それぞれの度数を見て、個性や本質を
読み解く占い方法です。
月相の種類
月相には8つの種類があります。
①New Moon ニュームーン(新月)
②Crescent Moon クレセントムーン(三日月)
③First Quater ファーストクォーター(上弦の月)
④Gibaus Moon ギバウスムーン(十三夜月)
⑤Full Moon フルムーン(満月)
⑥Disseminating Moon ディセミネイティングムーン(種まきの月)
⑦Third Quater サードクォーター(下弦の月)
⑧Balsamic Moon バルサミックムーン(鎮静の月)
月相はどうやって計算するの?
私のホロスコープで解説☆
CIMACUMA SAORI
月は双子座14°、太陽は魚座 8°
↓
ここに決まった数字を足していきます。
↓
牡羊座+0°
牡牛座+30°
双子座+60°
蟹座+90°
獅子座+120°
乙女座+150°
天秤座+180°
蠍座+210°
射手座+240°
山羊座+270°
水瓶座+300°
魚座+330°
↓
CIMACUMA SAORI の場合は
月は双子座14°+60°=74°
太陽は魚座 8°+330°=338°
↓
次に、月星座の度数ー太陽星座の度数 で引き算します。
CIMACUMA SAORI の場合は
月 74°ー太陽 338°=−264°
*−になった場合は+360°なので −264°+360°=96°
↓
この数字が、8つの月相のどこに当てはまるかを見ます。
0°〜44° ①New Moon ニュームーン(新月)
45° 〜89° ②Crescent Moon クレセントムーン(三日月)
90° 〜134° ③First Quater ファーストクォーター(上弦の月)
135°〜179° ④Gibaus Moon ギバウスムーン(十三夜月)
180°〜224° ⑤Full Moon フルムーン(満月)
225°〜269° ⑥Disseminating Moon ディセミネイティングムーン(種まきの月)
270°〜314° ⑦Third Quater サードクォーター(下弦の月)
315°〜359° ⑧Balsamic Moon バルサミックムーン(鎮静の月)
↓
CIMACUMA SAORI は96°で
90° 〜134° ③First Quater ファーストクォーター(上弦の月)
になります☆
それぞれの月相を見てみよう
①New Moon ニュームーン(新月)
星の瞬きが最もよく見える暗い夜空。月と太陽が重なる新月生まれの人は無意識の領域が大きく作用しています。自分の気持ちに素直で裏表がなく、「すぐ顔に出るからわかりやすいね」と言われる人も。人目を気にせず感じるままに表現するピュアさ、強さを持つ本能的・直感的に行動できる人です。
②Crescent Moon クレセントムーン(三日月)
太陽の光が月の一部に当たる細い三日月は、無意識(闇)に意識(光)がさす「意識が芽生える」状態。三日月生まれの人は、好奇心があり色々と面白いことに興味を抱きます。三日月のどこか心もとない細い光のように不安、迷いが生じることもありますが、常にその細い光が無限の可能性を秘めた存在である自分を発揮したいと願います。
③First Quater ファーストクォーター(上弦の月)
向かって右側に太陽の光があたり、ちょうど半月になる上弦の月(First Quater)。この月相の日に生まれた人には無意識(闇)と意識(光)を半々に持つ特徴があります。自信満々だったのにちょっとした事で自信がなくなったり、その逆になったり。揺れ動く気持ちに我ながらどうしていいかわからなくなる場合もあるでしょう。「自分は上弦の月生まれなんだ」と自覚して、その揺らぐ心の先にある力を信じて行動することがポイントになります。
④Gibaus Moon ギバウスムーン(十三夜月)
もうすぐ満月だね、と見上げた空に浮かぶ「十三夜」。天文英語で「凸状に膨らんでいる」「凸月」と呼ばれ、半月より大きく満月より小さい状態を表す言葉です。無意識の月よりも、意識の領域である太陽が大きいこの月相に生まれた人は、自分の可能性を信じて理想を高くもつ特徴があります。 満月の一歩手前は、自分の可能性に思いを馳せ希望に満ちたエネルギー溢れる状態。常にアップデートし続ける姿は多くの人に勇気や元気を与えるでしょう。
⑤Full Moon フルムーン(満月)
満月で生まれた人は、月の領域である無意識よりも、太陽の領域である意識が大きく「目醒めている」ため、自分のことも客観視できる性質をもちます。「華のある人」という表現がありますが、満月生まれ特有のオーラを持っています。まん丸く夜空を照らす満月のように注目されることを好みますが、理想に到達するための努力も惜しみません。パワフルに願望を実現していく姿はリアリストです。
⑥Disseminating Moon ディセミネイティングムーン(種まきの月)
「種まき月」の「Disseminating」には、広める、普及させる、散布するといった意味があります。知識や情報、アイデアなどを広くシェアできるように計画的に広めていくニュアンスです。満月を過ぎ、向かって左側の広い面に太陽(光)が当たるこの月相生まれの人は、満ち足りた感覚を持っています。意識の領域を大きく持ち、自分の叡智や経験をたくさんの人と分かち合いたいと願う人。母性的で、優しく、愛情深い人が多いようです。
⑦Third Quater サードクォーター(下弦の月)
太陽の光(左側)と月の闇とがちょうど半々になった「下弦の月」。この月相に生まれた人は、「上弦の月」生まれの人と同じく二面性を持っています。ただ上弦の月生まれの人と違うのが、その相反する心が満ち足りた状態「満月」を越えているので、自分のやることが明確であるという事です。自分の中にある使命感を原動力にして、世のため人のために物事にあたります。信頼の厚い人です。
⑧Balsamic Moon バルサミックムーン(鎮静の月)
Balsamic はイタリア語で「香り高い、芳香がある」の意味を持ち、英語 Balsam(バルサム)は「芳香性の樹脂」、「樹脂から作られる香油や軟膏」を指す「鎮静」の意味を持つ言葉です。左側の太陽(光)の当たる部分が小さく、月(闇)の部分が大きくなるこの月相生まれの人は、Balsamの言葉通りにヒーラー的というか、穏やかで、どこか神秘的な雰囲気を身にまとっています。月の無意識の領域が大きくなるため、「オレがオレが」な自己主張的なものは既に手放され、落ち着いていて若くても大人びた印象を与えます。叡智を多くの人のために共有したいと願います。
どうでしたか?
上弦の月生まれの自分的には、揺らぐ心の先にある力を信じて行動する、は
絶対的な必須条件と感じます。
もし、月相を知りたいけど太陽星座と月星座がわからない!という方は
uracima hoshiyomi へどうぞ☆
text: OMOMUKI magazine/ CIMACUMA SAORI




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