私が8年前から欠かさず参加しているお話会がある。
札幌在住の凄腕アースヒーラーで、健康食品の会社を経営している鳴海修平さんことなるみんのゆるいトークを楽しむ会だ。
私はなるみんのお話会を、自分のリセットのタイミングにしている。
2時間その会場にいるだけで「明るく・軽く・あたたかく」なり、オーラ層もクリアになってなんだかいい感じになるのだ。
それはポジティブにもネガティブにも寄り過ぎず、どちらでもなくてどちらもある、まさに中庸なところに自分が戻る感覚だ。
なぜそうなるかと言うと、なるみんが会場にヒーリングエネルギーを流し続けてくれていることがひとつ。
そしてもうひとつは、「ゆるむ」ことと「笑う」ことの大切さをトークに散りばめて実践しているからである。
ヒーリングのエネルギーのなかにいると、陽だまりでくつろぐ猫のような心地になって、とにかく眠くなる。
先日初参加した娘は、よっぽど床に転がそうかと思ったくらい豪快に居眠りしていた。
トークを聴くよりもその場にいることがキモなので、眠たくなった人は眠るのが正解なのである。
また体調が良くなることと金粉が出ることもお話会の特徴なので、興味のある人は実際に体験してみてほしい。
なるみん曰く、誰もがヒーリングの次元に繋がっているので、その感覚を思い出すにはゆるむ=リラックスすることがポイントだという。
いま私たちの魂は、地球限定の心と体という地球服を身につけているので、その地球服をゆるめるとさまざまな感覚が開いていくそうだ。
たしかにスポーツと脳波の関係でいうと、活動状態のベータ波よりもリラックスしたアルファ波の方がパフォーマンスを発揮することができる。
余談だがさらにシータ波(軽い睡眠状態の脳波)になると、いわゆるゾーンに入った状態となって超人的な力を発揮することができる。
お話会ではヒーリングのエネルギーでゆるみ、なるみんのゆるいトークで笑って脱力してゆるみ、これでもかとゆるゆるになる。
「ゆるむ」と「許す」は語源が同じという説があり、ゆるむと許せる、つまりこだわり(執着)を手放しやすい状態になってしまうのだ。
お話会の最後に必ず、というか一応「何か質問ある人はいますか?」となるみんは聞いてくれるのだが、質問に対しての返答は決まって「どっちでもいいんじゃないでしょうか?」なので、質問する人がいなくなってしまった(笑)。
実は「どっちでもいい」という言葉には、仏教の本質である「執着を手放し、いまここにくつろぐ」ということが集約されていたりする。
なにか悩みごとがあってどうすべきか迷っているとき、思考で判断すると良し悪し・優劣・善悪・損得など二元的に捉えがちだ。
その二元的なジャッジから俯瞰した視点に捉え直すことを、「陰陽を統合する」なんてわかるようでわかりにくい言葉より、「どっちでもいい」という誰でも気軽に中庸になれそうなラフさで表現するのがナイスだと思う。

お話会のもうひとつのキーワードは「笑い」である。
「笑う」と「祓う」は語源が同じという説に基づいて、トーク中にちょいちょいダジャレをぶっこんでくるので会場内は笑いが絶えない。
お話会は平日の日中に開催されるので、お客さんのほとんどはマダムたちだ。
同世代にうれしい昭和ネタをこれでもかとてんこ盛りにしてくれるので、普段テレビを観ない私も話題についていけてありがたかったりする(笑)。
トークの内容は人としての生き方のことや健康のこと、ものの見方のこと、旅先の聖地のこと、そして目に見えない世界のことやこれから先の未来のことなど多岐に渡るが、実はシンプルで普遍的な真理を伝えてくれている。
そのとき意味がわからなくても、あとで気づいたり腑に落ちたりすることもあるので、そういうときは本を読み返したりしている。
書籍もブログもお話会と同じように、わかりやすくて取り組みやすいけど奥が深かったりする。
とくに「1分間ヒーリング」という本は、体のゆるめ方をいろいろと紹介しているのでオススメだ。
敏感で繊細な宇宙人タイプの人は体も緊張しやすいので、一日一回ゆるめると不調がへるように思う。
ちなみにお話会は三ヶ月に一度、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡で開催されている。
近年なるみんのYoutubeでの露出とともに知名度が上がってきていて、申込がスタートするとすぐに満席になってしまうので、逃したくない人は公式LINEに登録を。
text: OMOMUKI magazine / CHAKA MAYO




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